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結婚、主婦留学、フリーランスからの妊婦。あと猫。

1歳の誕生日の話

 

また、後日

 

 

と、前回の記事に書いたきり

その後日が約1年後とは、誰が予想したであろうか。

 

 

マジかよ、まばたき4回くらいしたら2020終わってたんだけど。

 

一応、出産レポ③は下書きにある程度書いてずーっと温めてたみたいなので(誰が?はてなが。)

ちょこっと手を入れて早急にアップしよう。

 

最近のムスメは

黄桃のようだった頬は羽二重もちからミニ肉まんくらいになり

沢蟹のような手はふっくらとした紅葉サイズくらいに

 

先日は誕生日会と初節句を両家に祝ってもらい

たくさんのプレゼントに囲まれてご満悦顔で

じいじ、ばあばを魅了しておりました

 

なんだか、何やったらいいかわかんなくて

ひとまず一升餅?はめんどくさいから一升米にして。

 

 

スマッシュケーキは当日思い立ち即席で作成。

あとは飾り付けだけして

もー!母は力尽きました。。。

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少しは両家とムスメの思い出になったかしらん?

 

今は燃え尽き症候群で、

友人へのLINEすら返信ままならない状態だけど

実は確定申告終ってないからね、、、

3月の砦(今年4月までらしいけど怖いやん)

がんばる、、、

 

 

 

小休止/新生児期/胎児のはなし

 

子が生まれて28日。新生児期があっという間に終わろうとしています。

本当に一瞬だなぁ。

 

毎日、おっぱいを吸いながら寝てしまう我が子。

なんなんだ、このか弱くて儚い生き物は。尊い、、、

って思いながら私も一緒に寝落ち。

今しかない贅沢なあたたかな時間を貰えた。

本当に授かりもの。

 

産む前は、私は母性が少なめで、どうしようと思っていたけれど

すやすやと眠る子を見てると

母性とかそんなんじゃないな、

この健やかで穏やかな寝顔はずっと見てられるなって。

妊娠中はもうほんと生きるのが嫌になる程、

なんでこんな辛さが女だけなのって思ってたけど

なんとなく、もうその頃がどうでもよくなってきました。(まだチャラにできるほど消化はできていない。笑)

 

 

子はだいぶ顔もふっくらしてきて、

黄桃のようなほっぺをわたしの胸に押し当てて

沢蟹のような手でしがみつきながら

一生懸命、小さなお口で吸っている。

何かに書いてあったけど、女の人は母乳を吸われていると変な幸福感の中毒性というか、

とにかく母乳は女を変えてしまうらしい。

同じように、母乳を吸われると死にたくなるような鬱状態に突然なってしまう人もいるらしくて

改めて人体とかホルモンって不思議だなあと思う。

 

妊娠中に読んでおもしろかった本に

『胎児のはなし』

というのがある。

 

 

胎児のはなし

胎児のはなし

 

 

上記の母乳のことがこれに書かれていたわけではないのだけど

世界で初めてエコーを見たのは日本だとか、

まだまだ胎児については解明されてないことが多いとか、

妊娠・出産・胎児の神秘を解くおもしろさがあった。

 

いわゆるマタニティ向けの本というよりは

ちょっと理系ちっくな本ではあるので好みは分かれるかもしれないけど。

 

 

子との生活が一ヶ月近く経って

買っておいてよかったものとか、いらなかった入院グッズとかもあったので

それもまとめていきたいな。

 

とりあえず夜は3時間くらいまとまって寝てくれるのでありがたい。

わたしもだいぶ回復してきているし、

これも出産あるあるらしいんだけど

わたしも子も母乳のために3時間毎ですっと起きて

乳を吸ったらそのままスン…と寝てくれるので本当にラクをさせてもらっている。

 

本当はGWくらいまで里帰りをしていようかと思ったけど

夫の在宅勤務も長引きそうだし、戻ってきたら?と朝、夫から打診があった。

どこにいても危険は危険だけどね。うーん、悩みどころ。

 

ひとまず、残りの出産レポはまた後日。

 

 

なべこ

 

 

 

 

出産記録②/予定日超過/40w3d/旦那さんは? 猫にエサをやりに帰りました

あっという間に子が肺呼吸を始めて、19日が経とうとしています。

子との1日は、ずーっとサシで向き合っていてとっても短く感じるんですけど

なんだか里帰った実家生活はものすごく長くいるような、ずいぶんとここにいるような。

そんなふうに感じるという矛盾。

 

 

ムラはあるけれど、わりと寝てくれる方みたいで、

少しずつ自分の生活リズムに余白もでてきてます。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

調子にのっておにぎりまで握ったけれど

その数分後、車に乗り込むころには声が出せないくらい痛い波がきていて。

今思えばあれが10分間隔くらいだったのかなぁ。

 

 

病院へは車で5分だったので、あっという間に到着。

立ち止まって痛みに耐えつつも、自力で地下1階の駐車場から5階の産婦人科病棟まで行く。

 

 

 

AM4:00

受付では、助産師さんが淡々と、あの書類とこの書類をだしてくださいーなんて指示が入りつつ、

旦那さんがあたあたと、

あれ?これ?どれ?となっていて、

もー、説明しといたのに!!となりながら、結局私が痛みの合間に耐えつつ出す。。

まぁあるあるですよね。

 

 

AM4:20

そこからは陣痛室に行き、着替えて、破水を確認。からの点滴、NST(陣痛の波と赤ちゃんの心拍測るやつ?)装着。

 

この時点で、子宮口はまだ2センチも開いてなかったと思う。

 

 

NSTつけてるし、腕には点滴で、痛いのにあんまり悶えることもできず、、、

トイレにも行きたくて、助産師さんに言ったら、あ、そのままどうぞーって。

 

え、そのまま、、、?

 

NSTと点滴つけたまま部屋にあるトイレに入り、しかも採尿もお願いしまーすと言われ

チューブまみれのまま、ひぃひぃ言いながらパンツおろし…

妊婦って毎回採尿するから、この半年でまじで採尿のプロになった私は、一寸の無駄なく採尿を果たす。

 

AM5:00

痛いと横向くので、NSTがうまくとれず助産師さんを困らせる。

 

いやだって無理じゃない?動いていいって言ったじゃないですか…

 

バースプランなんて高尚なもの、あんまり考えてなかった私だけど、

旦那さんにお願いして、YouTubeの自然系の音を流してもらった。

心に少しでも平穏が欲しくて…

 

 

 

痛みに耐えつつもぼーっと、おにぎりはどのタイミングで食べよう、、と考えていた私。

今思えば思い切りどついてやりたい。

 

 

付け焼き刃のなんちゃってソフロロジーで、とにかく息は長く吐き、痛いときは子の名前を呼んだり

「もうすぐ会えるよ〜、あとちょっとだよ〜、がんばろ〜」と語りかけてみたり。

(そうすると痛みが和らぐ気がするって何かで書いてあった。結果、痛いのに変わりはなかった。でも少しは痛みから意識が紛れるかな。)

 

長く息を吐いていたつもりだったけど、

途中途中で様子を見に来る助産師さんに、

もっとゆーっくり息吐かないと、赤ちゃん苦しいよ〜

と言われ絶望する。これ以上ゆっくり吐いたらママ(私)が苦しいんですけど!

 

AM5:30

 

このころの痛みの間隔とか全く記憶にないんだけど、

陣痛きてまだ2時間経ってないし、まださすがにかかるやろ、と思った旦那さんが

「今のうちに猫にエサあげにだけ帰るよ。」と言い出す。

 

でも確かにこの後どうなるかわからないし、

タイミング的に今がいちばんいいかなと思い送り出す。

 

旦那さんが出て行って、助産師さんもいない陣痛室の一人時間は

びっくりするぐらい突然の孤独と恐怖が襲ってきて、

痛みが増した気がした。(気じゃない。実際増してたと思う。)

 

 

AM5:40

 

助産師さんがきて、子宮口確認。

5センチ。

 

「早いな〜。なべこさん、もう分娩室行っちゃおうか。」

え!もうですか?!

「うん、だってこれこのあともっと痛くなるよ。そしたら動きたくないでしょ?」

う"ごきたくないいいいい"い"い"!!!

「進行のスピードも速いし、行っちゃいましょう。旦那さんは?お手洗い?」

あ、猫にエサあげに、、、家に、、、

「猫にえさ!???え、待つ…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま"だな"い"い"い"い"い"い"!!!

 

 

 

 

 

 

*次回、

出産記録③/予定日超過/40w3d/あと10分で帰ってきて、産んじゃうううう!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出産記録① /予定日超過/40w3d/破水は突然に。

 

3月8日(日)

その日は朝から生理痛のようなズーンとした腰周りの鈍痛があり

うーん、そろそろかなあなんて。

 

午前中、腹痛があってトイレにいくと

トイレットペーパーに見たことのない巨大なオリモノが!

すぐさまググると、粘膜栓というもののよう、、、

 

おしるしから出産までの流れで知っておきたいこと | ニンアカ

 

40週検診で内診グリグリがんばった甲斐があった…!!

 

とはいえ、すぐ陣痛がくるという保証もないので

休み休み1日を過ごす。

 

 

午後になって、夕飯の買い物に行こうと

旦那さんと近所のスーパーへ。

旦那さんが気づかって、ひとりで行ってこようかと言ってくれたけれど

このままの流れで陣痛来い!と思っていたので

歩きで追い討ちをかけるべく一緒に行くことに。

 

行く途中にも定期的に生理痛のような痛みがあったけれど、でもまだ我慢できる程度。

時々つらいので、立ち止まりながらゆっくりと。

 

夕飯も無事終えて、結局何もないまま就寝。

 

寝る頃には、痛みもだいぶ落ち着いていたので

「こりゃ結局、計画入院の誘発かな。。」なんて思ってベッドでだらだらと

ネットサーフに勤しんでおりました。昼間寝ちゃったから全然寝れなくて。

 

ちなみに陣痛の多い時間帯は夜中の1時〜3時なんだとか。

 

そんなこんなでちょっと期待もしつつ

3時まで起きてたんですよ。

 

で、2:55に

「あーこりゃこないなー」なんて思ってた矢先

 

 

 

 

カコンッ

ぷつっ

 

え?

 

 

じょわーーーーーーーー

 

わーーーーーーーーー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

あのね、カコンッっていうのは

あれです、背骨から鹿威しの音が聞こえたんですよ

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ほんとに!!!

 

で、そのまま背中から細ーい糸がプツっと切れた感じがして

一気に

じゅん、じゅわーーーーー(ほりけん)

 

 

 

隣で寝ていた旦那さんを、破水!破水!と起こし

慌ててお風呂場に移動して、

用意していた産褥ショーツと産褥パッドを旦那さんに持ってきてもらう(病院で履いてくるよう指示があった)

 

陣痛がきたら、しばらく入れない湯船に浸かってから病院に行くという

私の理想はあっという間に不可能となり※破水したらお風呂もシャワーもNG

 

悲しい気持ちでいっぱいになりながら

最後の往生際の悪さで、シャワーで足湯だけして

病院に電話。

 

破水したものの、全然陣痛っぽいのもないし

これからかあ〜長丁場になるぞ〜〜!とまるで富士山に登山するかのごとく

変にテンションが上がり、

途中でお腹すくかも!とおにぎりをにぎり、

車に乗り込んだのでした。

 

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2020/3/9 予定日超過。からのジェットコースター出産。

産んだー!!!

産まれたあー!!!

 

いやぁ長かった!

って書きたかった!

 

 

初めての出産は、それはもう予想やイメージを斜め上から越していき、、、

 

夫婦でなんとなく考えていた、初産らしーい、

陣痛始まってから十何時間

旦那さんの的外れなサポートにイライラし

いつ終わるのこれ!と地獄のような時間を耐え

いざ分娩し、横を向くとそこには感動で涙する旦那さんの姿が…

 

 

 

ありませんでした!

 

 

 

いやちゃんと立ち会ってもらったし、

横を向いたらきちんといましたけど。

 

 

私の場合、ほとんど頭になかった破水からのお産となり

破水からとはいえ、子宮口全開になるには初産だし

時間がかかるやろうと考えていたのに。

 

蓋をあけてみれば2時間で全開、

分娩台に上がって30分で産まれるという

助産師さんもびっくりな超スピード出産だったのです。

 

病院でこれを書いているけれど

やっぱり基礎体力は大事だと実感、、

たかだか陣痛2時間の私でさえ、心身ともに疲弊してるのに

これ普通に長時間陣痛の人やばい。

 

いろいろ記録しておきたい気持ちはあるので

少しずつやっていこ。

 

 

 

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39w2d

まだまだ産まれません。

 

まぁ元々初産なんて予定日超過でしょ!

 

なんて思っていたけど、

いやはや、、、、実際、リアル妊婦になってみて数値でみると、案外38−39wで産んでる方が多くて、びっくり。

 

お腹のベビは、大きめとはわかっていたけれど

昨日の検診で3080gとされ

まさか自分が3000g overベビーを

産むことになるとは思ってなかったので

それまたびっくり。

 

39wに入ってからは

破水かと思うような盛大な尿漏れを

寝てる間におこし

ちょっとぷちパニックになるなどあったけど

それ以外は兎に角、前駆陣痛がずっと続いていて。

なのに、子宮口はほとんど開いていないという生殺し状態が続いています。

 

相変わらず、生きてるだけで苦しい妊娠後期。

でもそれもあと僅かだと思うと

頑張れる気がしてきてる。気だけ、だけど。

 

続く前駆陣痛に加えて

気持ちが悪いんだよなぁずっと。

吐き気のないつわりって言うんだろうか。

 

横になっても、仰向けでも苦しさはあるんだけど

特に横向きは、ベビが苦しくなるのか

突如激しい胎動になったりするんで

授乳クッションを肩甲骨あたりから当てて、仰向けになってることが多いです。

 

授乳する前から酷使してしまっている10moisのクッション、、、笑

追加の綿が入ってたので足してみよう

 

 

授乳クッションは色々悩んで10moisのワイドにしました。

ショップで見た時に、きちんと高さ、厚みがあったことと

珍しいゴムの調節できる腰ベルト付きタイプだったので

これなら体格差のある主人とも一緒に使えそうだなぁと思って。

 

買うタイミングも悩んだけど、

この苦しいマタニティライフをかなり文字通り支えてくれたので

30wあたりで買っといてよかった。

目星だけつけて、楽天で見たり、ZOZOでみたりして一番お得な時に買うのがおすすめ。

 

 

さてさて

本陣痛はいつくるのやら、、、

 

どきどき!

 

 

 

 

 

 

 

両親学級@産院

本日は初めての両親学級@産院。

 

区が開催する両親学も級遅ればせながら先日申し込み、来月出席予定。

こちらはほぼ毎月開催していて

(とはいえ、基本が平日の午後開催の毎週決まった曜日で3回行かねばならないという。働いてたら難しい条件。)

妊娠中期に入ったあたりから、いつでもどうぞと言われていたにも関わらず

結局、臨月間近での参加。段取りが遅いとこうなりますね。

 

それとは違い、

産院の実施する両親学級は、対象の設定が初産で妊娠後期の方メイン。

なので、ご一緒だったご夫婦は予定日が近い方ばかりでした。

 

内容としては

・リアル出産ドキュメント(陣痛〜出産〜胎盤出し〜ベビ抱っこ)

・陣痛がきてから、産院にいき、分娩台に上がるまでの流れ

・ベビ人形を抱っこしてみる

・旦那さんがマッサージする時の心構え

・実際の陣痛室、分娩室、入院室の見学

・入院に必要な持ち物の確認

などなど

 

まあ大まかにはこんな感じ。

いわゆる、両親学級あるあるの

旦那さんに重いベストみたいなのつけて模擬妊婦体験、だの

沐浴の仕方、だのはなかったんですけど、

すっごく実技的でリアルな両親学級でした。

こら、妊娠後期にやんないとダメだわ。大事が過ぎる案件だわ。

 

ちなみにリアル出産ドキュメントでは

本当に人の股から赤ちゃんが出てくる瞬間とか

そのあとの胎盤ずるりとかの映像も、もちろんモザイク無し(!)

 

旦那さんの反応はさておき、

私はすごい興奮してしまった。

 

だって自分の股は一生見ることができないし、

今後、人様のだって絶対見ることなんかできない。

 

感想としては…なんだろう、哺乳類感がすごかった。膜とか、色味とか、、、

いわゆる馬や牛の出産がよぎるような、

人間が哺乳類であることをすごく思い知らされた感じ。

胎盤の出かたとかもね、、、いや、見といて良かった。

 

結局、人って

どうなってるか分からない/不確定/イメージできないこと etc

に不安を抱くから

出産の時に、今、自分の股はどうなってるんだ!?ってなると、

それだけで不安だし、パニックになりそうだけど

 

とにかく今日のドキュメンタリーで、イメージはついたので

あとは当日、助産師さんに随時、進捗情報をもらって

あの動画を思い出しながら、イキみたいとおもいます。

※いきみ過ぎ要注意