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結婚、主婦留学、フリーランスからの妊婦。あと猫。

英語が本当にできない人は留学に来ないほうがいいと思う。

久々に

 

マルタのことについて書きたいな、書きたいなで

まったくの三日ぼうずにもなりませんでした。いやん。

 

マルタで仲良くなった19歳あやこの助言に乗っ取り

私がここで感じてることもありのままに書こうと決意。

恥をしのいで記します。

 

 

そしてタイトルもこっぱずかしい

新妻シリーズ(こう書くと売れないエロビデオのようだ、、、) 

改め、普通にします。

 

 

さて

 

こちらにきてはや2ヶ月半。

ホームステイから、シェアアパートに移動し、そしてまた新しいシェアアパートにこの10月より引越してきました。

1件目のアパートは学校側が夏季限定でしか借りていなかったため、

私のような長期滞在者はやむなく移動となったのです。

 

今いるアパートは別名、ジャパニーズアパートとも呼ばれるほど、

日本人に人気なアパート。今年の4月に完成された新築アパートで、他に比べ

とにかく綺麗なのが所以です。

 

そんなアパートに住むことができたわけですが

日本人アパートと言われるように、私のフラットも4人中3人が日本人という事態。

まあ、家に帰っても英語じゃなきゃやだーーーー

なんてストイックなわけもなく。

同じ感覚で住むことができることに日々感謝しているわけで。

 

そして、大事なのが日本人でないフラットメイト、ルイーザちゃん(ブラジル)。

25歳で、大学教授を目指すとっても真面目ないい子ちゃん。

きっとブラジルではかなり頭のいい方に入るのではないだろうか。

ドクターだかマスターだか取るためのレポートも書いていると言っていた。

 

しかし

 

しかしだ。

 

 

 

彼女は壊滅的に英語ができない。

外人特有の、喋れるけどグラマーできない。というのでもなく

喋れないし、グラマーもできない。

 

 

ちなみに、彼女はここにきて

窓がwindowということを知りました。

そして今、彼女はクラスで動詞の変形(go-went-wentなど)を一生懸命やっています。

 

真面目なので、毎日勉強してますし、

私もそれに感化され、一緒にリビングでほぼ毎日勉強しています。

で、毎日彼女は言うのです。

「kaori, I can't speak english. I'm frustrating.」

ちなみにFrustrateの単語も私が教えました。

また、クラスで先生に質問していた際、他の国の子が私のこと笑う、いやだ。とも。

 

彼女は

他の国の友達が欲しい、けどコミュニケーションが取れないからできない。

クラスでもブラジルの子とグループになって、毎日ポルトガル語をしゃべっちゃう。

休日に観光するのも、その子たちと。でも、英語がしゃべれるようになりたい。

 

彼女の留学期間は3ヶ月。

 

私は思いました。

 

 

自国で英語を本当にやってこなかった人が留学にきてはいけない、と。

 

私も英語は中学3年生までしかやってません。

高校時代は本当に英語を放棄した落ちぶれやろうです。

 

でも、世でよくいわれる通り、日常を生きるのであれば

中学英語でなんとかなってしまうもの。

 

コミュニケーションだって、時制や言い回しを無視すれば

なんとか通じてしまうもの。

 

私が感じているフラストレーションをはるかに超えた

フラストレーションを彼女は感じている。

 

そして、どうしようもないので、同じ自国の友達(同じ英語レベル)と一緒にいる。

 

英語が喋れない

他国の友達ができない

自国の友達といるしかない

英語が喋れない

 

なんて負の無限ループ!!!!

 

わたしがマルタに来る前に読み込んでいた、ねこんさんのブログにも、

英語ができる人は留学前から生の英語に触れていたとの主旨で

記事を書かれていました。

ryugaku-summer.hatenablog.com

 

 

現状のマルタ留学は

多くのパーセンテージをブラジリアン、ターキッシュ(トルコ)、日本人が占めています。

 

もちろん私もこっちで日本人のお友達がたくさんできましたし

よく一緒にいて、お互いの悩みを話したりします。

 

でも。

 

たぶん、カウントすると同じくらいの外国人友達もいる気がします。

 

(中学までわりと真面目に英語やってきてよかった、、、)

 

 

こっちに来て、勉強で一番時間を取られるのは

グラマーの復習と単語。

 

特に私のように、社会人留学で英語を卒業して何年も経っていると

断片的にしか覚えておらず、記憶たどり、再度インプットするまで

とてつもない時間がかかります。

 

そして悲しいことに、

これって日本でもできたんじゃないか、と思うのです。

 

もちろん、働いていてそんな暇も余裕もなかったから、ここに来たんだ!

と思い直しますし、

私は、時間をお金で買ったんだという自覚もあります。

こうでもしないと、日本で自分を律して、

喋る機会もほぼない、日本ではさして必要性を感じない英語をやるアグレッシブさは

私にはないこともよーく理解してるのです。

 

また、日本でも同じことはできるけど

インプットしたことを短期間でアウトプットし、

尚且つ、コミュニケーションをとることで

成功体験として脳に刻まれるので

留学の方が遥かに効率がいいことも確か。

 

でもこれも、ある程度のインプットベースがないと厳しい話。

なのでタイトルの通り、英語が本当にできないのであれば

まずは留学ではなく、中学の復習を全力でおすすめしたい。

それからの留学の方が効率がいいし、精神衛生上もいいと

ルイーザを見ていて強く思う。もちろん自戒も込めて。

 

 

ルイーザの地道な努力の種が3ヶ月後、少しでも蕾になるよう

私もフラットメイトとして一緒に頑張っていきたいのです。